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2021年06月13日
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うちの方が後から測量したから、こちらが言う境界が正しいはず ~不動産売却での事例100~

お隣と土地の境界が原因ででトラブルになることがあります。

その中でも、お隣が境界と思い込んでいた境界が実際の境界と違っていてトラブルになったことがありました。

越境は間違い?

以前、ある土地を売却するため、測量をしました。

そして、測量の結果、お隣の家の屋根が今回売却する土地に数センチ越境していたのです。

お隣の方と「将来建物を建て替える場合には越境を解消する」といった内容の書面を交わすため、お隣に話したところ、

お隣の方「そんなことはないはず。だって、うちの方が〇〇さん(売主さん)よりも後から家を建てる時に測量したから、うちの境界は正しいはず。測量で来た測量士はそんな事言ってなかったよ。だから、越境なんて納得できない。」

と言うのです。

ただし、

お隣の方「この件で、売主さんとはトラブルになりたくない。」

と言いました。

トラブルなく解決したい

売主さんにお隣とのやり取りを伝えたところ、

「私もお隣さんとは、トラブルになりたくないです。境界のトラブルで売却の話がこじれないよう円満に解決してほしいのですが。お隣さんの要望にしてください。」

と言いました。

それから、お隣の方の境界については、土地家屋調査士も交え、何回か話し合いをし、お隣がはみ出して(越境していた)部分をお隣の方が買い取るという事で何とか解決しました。

後から測量したから正確なはず

境界標を繋いだ線がお隣との境界線になります。

担当した土地家屋調査士の話によると、お隣との境界がブロック塀に隠れていたため、曖昧な位置に造られた塀を境界だとお隣が思い込んでしまい、境界を勘違いしたのではないかとの事でした。

さらに土地家屋調査士は、元の測量図などの資料を基に境界について説明したのですが、その測量図よりも後からお隣が測量したから、お隣の測量による境界が正確で、越境はあり得ないと言ったそうです。

トラブルにしたくないと売主さんもお隣の方も思っていたので、大きなトラブルにはなりませんでしたが、解決するまでには時間がかかったケースでした。

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