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2019年09月28日
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おじとおいの不動産の個人間売買ができずに関係が悪化したケース ~不動産売却での事例㉝~

不動産の売買は、不動産会社が売主さんと買主さんの間に入って、不動産取引を行うのが一般的です。

一方で、不動産会社が間に入らず、売主さんと買主さんだけで不動産売買を行う個人間売買の取引もあります。

個人間売買では、親子、兄弟や親戚での不動産売買がよくあります。

ただし、近い間柄でも不動産という高額な売買では、トラブルが起こったりすることがあります。

個人間売買と人間関係

最近では、インターネットで様々な情報を調べることができるようになったり、不動産会社への仲介手数料節約のため、不動産の個人間売買をする方もいます。

ただそれは、争いのない親族などでは、個人間売買をしても良い場合があります。

それでも、きちんと不動産の調査をすることや売買契約書の作ることが大切です。

それは、当事者同士の話し合いだけで決めたとしても、大きな金額が動くので、人間関係に悪影響を及ぼすことがあるからです。

おじとおいの個人間売買でトラブル

当社に相談してきたのがAさんです。

相談内容は、不動産会社を通さずに直接売買をしたかったのですが、売買の相手であるおじとの関係が悪くなったとのこと。

それでは、まず経緯を説明します。

Aさんには、おじさんのBさんがいます。

そして、Aさん所有の土地と建物Bさんが住んでいます。

これは、当時Bさんには、(Bさん名義で)家を買えない事情があったそうなのです。

さらに、この家を建てる時にAさんが銀行からお金(住宅ローン)を借りています。

ただし、実際にお金を出しているのは、Bさんです。

BさんがAさんを通して銀行に住宅ローンの返済をしていたのです。

それ以外にも固定資産税等の税金はBさんが払っています。

住宅ローンや税金の支払いを条件に、甥であるAさんの名前を借りてAさんが住宅ローンを組んで、A名義の家にBさんが住んでいるのです。

ところが、それから数十年経ったところ、

Aさん「住宅ローンや固定資産税を支払ってくれない時があったりして、それが原因でおじとの関係が悪くなってしまいました。そこで、おじに家を買い取ってもらうことになったのです。ところが、忙しいと言うばかりで全然動いてくれません。ずっと言い続けていたらけんかになって何も進んでいません。」

そのような事情から不動産会社である当社がAさんとBさんの間に入って不動産の売買をすることになりました。

なお、今回のケースでは、売主がAさんで買主がBさんで、BさんがAさんに代わって残りの住宅ローンを全て返済して、Aさん所有の土地と建物をBさんに売るという売買契約です。

それから、当社は、AさんとBさん各自と話し合いをして、契約内容をまとめ、契約することになりました。

無事契約が終わったと思ったら・・・

契約手続きが全て無事終わり、一件落着かと思っていたところ、Aさんが

Aさん「アクティバルさん、最後にちょっとだけいいですか?おじさん、これにサインしてくれる?」

それは、誓約書のような書面でした。

その書面にBさんがサインすると、Aさんはそれを受け取り、Bさんに何か話してから、

Aさん「アクティバルさん、今回は、本当にありがとうございました。全てすっきりしました。」

と言って帰って行きました。

Bさん「あんなに可愛がっていたAなのに、何でこうなったのだろう。」

とBさんは、嘆いていましたが。

当社はどのような書面で、最後どのような話をしていたのかまでは、聞きませんでした。

仲介手数料よりも高い代償

個人間売買は、親族間でも契約内容等をしっかりと決めておかないと、トラブルになる可能性が高く、1度トラブルになれば話し合いするのも難しくなり、長期化することもあります。

それから、親族の関係は破綻し、修復は不可能となってしまいます。

親族の個人間売買であってもトラブルになった場合は、第三者である不動産会社に入ってもらった場合に支払う仲介手数料よりも高いものになってしまうことがあるのです。

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会社概要

株式会社アクティバル
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