ガラが出たら売主は現地を見に行って確認した方が良いのか ~実際にあった不動産の相談事例㉖~
地中からガラやゴミなどが出てくることがあります。
このような場合、通常売主さんが撤去・撤去することになります。
それでは、地中からガラ出てきたら売主さんが現地を見に行って確認した方が良いのでしょうか?
売主の立ち会いのもとで確認する
地中埋設物とは、地中に埋まっている物で、ゴミやコンリートガラなどがあります。
古家付きの土地を売却した場合、引き渡し後に買主さん側の古屋の解体時にガラなどが埋まっている事がわかります。
売主さんは、普通地中に何が埋まっているか知らないことがほとんどだからです。
ただ、地中からガラなどが出てきたのは仕方のないことです。
しかし、買主さんが土地に家を建てるためには、ガラなどを売主さんが撤去・処分しなければなりません。
そのため、古家付きの土地売買で引き渡し後に古屋を解体してガラが出たら不動産会社や売主さんに連絡をして基本売主さんの立ち会いのもとでガラを確認します。
そして、売主さんに確認してもらい、撤去・処分する業者や費用を決めます。
ガラの撤去・処分等は売主さんに決定する権利があるからです。
このようにして、売主さんの責任と負担で地中埋設物(ガラやゴミ)の撤去・処分をします。
証拠となる物を残してもらう
しかし、買主さんが勝手にガラの処理をして売主さんに費用を出してもらうようなこともあるかもしれません。
売主さんに当然責任があるからと言って、現場の人たちは、作業を進めたいと思うかもしれません。
そのような場合は、必ず証拠として写真や動画を残してもらうことが大切です。
証拠が残っていなかったせいで、売主さんと買主さんでトラブルにならないように。
やはり、1番良いのは売主さんの立ち会いのもとでガラなどを確認することですが、売主さんが遠方にいる場合や高齢の場合などは、証拠となる写真や動画を残してもらうことが良いです。
売主はガラが出て見に行くのか?
当社は売却に関わっていなかったのですが、ある売主さんから相談の電話がありました。
Aさん「古屋付きの土地を売却したのですが、ガラが出たというのです。売主は見に行った方がいいですか?」
アクティバル「見に行った方が良いですが、物件は遠方ですか。」
Aさん「はい、自宅から遠くではありません。」
アクティバル「それでしたら、見に行った方が良いですね。」
Aさん「それから買主のハウスメーカー→買主の不動産会社→売主の不動産会社→売主で連絡が来たのですが、これって普通なのですか?遠回りすぎぎて信用できない気がして。」
アクティバル「通常、そのような流れですよ。」
Aさん「それでは、現地に行って見た後は何をすればよいですか。」
アクティバル「撤去・処分する業者を決めるなどをします。そして、売主さんで業者や費用が決定したら、ガラの撤去・処分をします。」
Aさん「写真も撮ってあるそうのなので行かなくていいかなと少し思ったのですが、行って見てきます。教えてくれてありがとうございます。」
アクティバル「当社からも近そうなので、お困りになったら業者を紹介しますよ。」
Aさん「その際はぜひ!!」
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