遠方の空き家を売却するまで管理し続けた ~空き家の売却で実際にあった事例㉛~
空き家を放置してしまうと家が傷むので定期的に管理する必要があります。
たとえ遠方に住んでいたとしても、空き家の所有者は、継続して最低限の管理(メンテナンス)をしなければなりません。
結局、空き家を売却してしまいましたが、遠方の空き家を管理し続けていた方がいました。
空き家を管理する
空き家では、以下のようなことをできれば2週間に1回、最低でも1ヶ月に1回行う必要があります。
〇通風・換気
〇通水
〇雨漏りの確認
〇清掃
〇外壁、外構や庭などの外回り確認
〇ポストの整理
遠方の空き家を管理し続ける所有者
伯母が亡くなり、子供がいなかった伯母から相続で越谷にある伯母の家を譲り受けたのが、姪である今回の所有者Kさんです。
しかし、Kさんには、もう住まいがあったので、伯母の家に住む予定も使う予定もありませんでした。
それでも、せっかく伯母が自分に譲ってくれた家をすぐに手放したり、放置する訳にはいかないと思い、遠方から通って空き家を管理していました。
ただし、Kさんの家から越谷の空き家までは、車で片道2時間半です。
空き家には最低でも月1回、多い時には2週間に1回のペースで来ました。
また、1人では大変なので、空き家の管理を妹さんに手伝ってもらっいました。
空き家を売却することに
しかし、十数年経ち、越谷の空き家に通って管理するのが大変になってきたのです。
そこで、Kさんは、空き家を売却することにしました。
それでも、買い手が決まるまで、空き家に通って管理し続けました。
そして、空き家を無事売却することができました。
Kさん「お世話になった近所の人への挨拶も済ませたので、今後ここに来ることはもうないかもしれませんね。」
と、寂しいような、肩の荷が下りてホッとしたような感じで言いました。
Kさん「これで伯母への義理は果たしたつもりです。」
Kさんは遠方にあった空き家を売却して、もう管理することがなくなりました。
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