不動産売却での価格交渉・後編
後編です!
価格交渉になったら!?
売却物件が売主さんにとって思い入れがある物件だった場合、
販売価格よりも著しく安い金額で交渉されたら売主さんは
おもしろくはありません!
「そんな購入価格を提示してくる人なんかには売りたくない!」
と言った感情で突っぱねるのも売主さんの自由ですが、
せっかく入ってきた話です!!
相手が物件を気に入って購入の意思表示をしてきたことには変わりないのです!!
それにはたとえ不本意でなくても
買主さんの価格交渉の意図を確認することが大切です!!
例えば、
・単に値下げ交渉が通ったらもうけものとダメもとで言ってきているだけなのか?
・買主さんには何かしらの理由や事情があって提示してきたのか?
など価格交渉に至った理由を聞くことによって、
納得できるポイントから交渉が進めれるかもしれません!!
断るのは買主さん側の理由を聞いてからでも遅くはないのです!!
様々な角度から検討する!
販売開始からの経過期間や売却理由などをふまえて検討することも大切です!!
例えば販売開始から数週間などの短期間であれば、
今後もっと良い条件での買主さんが出てくる可能性があります!
金額に納得できなければ、無理に話を進める必要はないです!
しかし、長期間にわたってようやく入ってきた話ならば真剣に検討することも大事です!
長期間販売しても売れないということは、
売却金額が高いと判断されていることになります!
また売主さんの事情により限られた期間内で売却しなければいけない場合などは
せっかく入ってきた交渉を無駄にできません!
売主さんの考え・買主さんの事情・販売期間・売主さんの売却理由等を
検討して交渉に応じるのか応じないかの判断を行うことが大切です!!
最後に価格交渉って!?
価格交渉は決してマイナスなことではなく、最終的に笑顔で取引を終えるための
売主さんと買主さん双方の共同作業と思って下さい!!
少しでも安く買いたい買主さんと少しでも高く売りたい売主さんでは、
利害関係が完全に一致しません!
交渉とはどちらかの主張を一方的に押しつけることではなく、
双方の希望を少しずつ擦り合わせ、お互いに譲歩し合った際の着地点を
見つける共同作業なのです!!
このような認識があれば価格交渉に至った時に生きてくると思います!
不動産取引でのせっかくのご縁ですから、お互いが笑顔で取引に進められたら、
それが良い不動産売買の取引なのです!!
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