株式会社アクティバル
2022年06月06日
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値引きを一切認めず、満額でないと断る売主 ~不動産売却での事例133~
売主さんは、不動産を少しでも高く売りたいと思います。
以前、不動産の売買価格(金額)の値引きを一切認めない売主さんがいました。
満額でないと契約しないと言うのです。
価格を決めて売り出す
高く売ろうと相場を無視して相場より高い価格で売り出しても、売れなければ意味がありません。
まずは、不動産会社に査定をしてもらい、査定と売りたい(希望)価格を比較検討し、価格を決めて売り出します。
そして、最終的に価格を決めるのは売主さんです。
値引きは認めない!
以前、値引きを一切認めない売主さんがいました。
売り出した不動産に満額ではなく、値引きされた価格での申し込みが入った時の事です。
売主さんに値引きありの申し込みが入ったことを伝えると、
「値引きがあれば、その申し込みは受け付けません。」
「〇〇〇〇万円でないのであれば、断って下さい。」
「売り急いでないから、満額でなければ、契約は考えていません。」
と値引きの申し込みが入るとこのように答えます。
売主さんにとって良い条件(内容)がある申し込みでも、「値引きがあれば断る」という姿勢です。
満額での申し込みが入ると?
そして、満額で買いたいという方が現れました。
売主さんに満額での申し込みが入ったと伝えると、
「ありがとうございます。話(契約)を進めて下さい。」
と簡単に受け付けてくれました。
「これだけ価格(金額)にこだわっているのだから、契約内容や手続きもこだわりがある人なのか!?」
と思いましたが、契約内容などには全く関心を示さず、全ての売却手続きなどは当社にお任せでした。
売却は、スムーズに進みました。
売主さんは、価格(金額)だけにこだわりを持っていた(重視していた)のです。
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