夏の時期に残置物の処分で熱中症になってしまった売主 ~不動産売却での事例134~
不動産売却で売主さんがストレス・面倒・負担と感じるのが残置物処分(荷物・不用品の片付け)です。
片付けるのは大変な労力を必要としますが、費用を抑えるためにご自身で残置物を片付ける売主さんもいます。
ただ、これからは熱中症が心配される時期なので、十分注意が必要です。
実際、残置物の片付けで熱中症になってしまった売主さんがいました。
自分で片付けて費用を抑える
業者に残置物の処分(荷物・不用品の片付け)を頼むと費用が掛かります。
そのため、売主さんとしては、自分で処分すれば少しでも費用を抑えられると考えます。
例えば、家庭ゴミで処分することが考えられます。
自治体によって分別などは違うと思いますが、燃えるごみなどの生活ごみを自治体の方法に従って処分します。
自治体によって1回に出せるゴミの量などが決まっていることもあるので、その場合は少しずつ処分します。
また、自治体によって粗大ごみをご自身で事前に申し込んで指定の場所に持って行って処分する方法や料金を払って指定のシールを貼るなどしてゴミを回収してもらう方法など普通ゴミでは出せないゴミの処分方法があります。
ただし、全てのゴミを処分できるわけではないので、注意してください。
熱中症になってしまった売主
売主「荷物の片付け費用を節約したいと考えているので、時間がかかってでも自分と家族で家の荷物とゴミを片付けようと思っています。」
と言った売主さん。
さらに、7月~8月の夏の間に片付けると言うのです。
売主「早く売りたいので、暑い中でも頑張って片付けます。」
そして、暑い夏の時期にもかかわらず、売主さんは売却する家の中の荷物やゴミを片付け始めました。
なお、室内のエアコンは前に全て撤去してしまったとの事です。
窓を開けて、扇風機を回しながら片付けをしていました。
ところが、この売主さんが熱中症になってしまったのです。
売主さんと連絡が取れない時があったのですが、熱中症で体調を崩して静養してたそうです。
売主「費用は抑えることはできましたが、体への代償がありました(笑)。」
熱中症に注意する
このように、費用を抑えるために自分で残置物を片付けた結果、熱中症になってしまった売主さん。
この売主さんのように夏の暑い時期に作業をする場合、こまめに水分を取ったり、塩分の補給をするなど熱中症にならないように注意しなければなりません。。
また、夏でもマスクを着用することもあると思うので、必要以上に熱中症に気をつけなければなりません。
急ぎでなければ、夏の暑い時期に自分で片付けをするのは避けた方が良いです。
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