前は1つの土地だったお隣と売却する土地からガラが出てくるのは!? ~不動産売却での事例142~
前に建物があった場所であればガラなどの地中埋設物が出てくることがあります。
また、前は1つの土地で建物があり、建物が解体されて、土地が分譲された場合に、1つの土地だった隣からガラが出てくるとご自身の土地からもガラが出てくることがあります。
ガラが出てきた
ある古屋付き土地を売却したのですが、引き渡し後、古屋を解体した際に地中からコンクリートガラが出てきました。
この土地の売主Bさんは、コンクリートガラを撤去・処分する費用を払って、撤去・処分しました。
特に買主さんとトラブルになることはなく、通常通りにガラを撤去・処分して解決しました。
1つの土地だった!?
数年後、縁あってBさんのお隣Aさんの土地を売却をすることになりました。
Aさんの土地にも古屋がありましたが、Aさんはこの古屋を壊して更地で引き渡すことにしました。
ただし、Aさんには、
アクティバル「以前、お隣の土地を売却をしましたが、地中から(コンクリート)ガラが出てきました。もしかしたら、Aさんの土地からもガラが出てくるかもしれません。」
売主Aさん「確かここの土地は、以前お隣も含めた1つの広い敷地で大きな建物があったのよ。建物を壊す時に瓦礫をそのまま埋めたのかもしれないわね。」
Aさんの話によると、Aさんの土地は以前大きな建物がある広い土地だったそうですが、建物は解体され、土地は分譲され、その分譲された各土地をAさんやBさんが買ったのです。
アクティバル「それでしたら、ガラが出てくる可能性は高いです。」
それでもガラが出てこないことを祈っていましたが、案の定、Aさんの古屋の解体では、地中からコンクリートガラが出てきました。
売主Aさんも費用を払ってコンクリートガラを撤去・処分しました。
トラブルにはならなかったので、売主Aさんにあらかじめ言っておいて良かったです。
一体だった土地
なお、一体だったという土地を買った他の近所の方に聞いてみると、やはり建て替えの際にガラが出てきたそうです。
今回のケースのように
〇前は1つの土地だった
〇その土地に建物があった
〇お隣の地中から何か出てきた
場合は、ご自身の土地の地中からも何か出てくる可能性があります。
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