株式会社アクティバル
2017年06月10日
ブログ
他人の敷地を通る水道・下水管のトラブル 前編!
土地や建物を売却する際の注意点として
水道や下水の配管・埋設管が問題となる場合があります!
それは、他人の敷地を通って水道・下水管が埋設されている場合です!
今回のブログでは水道・下水管が他人の敷地を通るトラブル・前編について
お送りします!!
引き込まれた管!
水道や下水は前面道路の本管から真っすぐに敷地内へ引き込むことが原則です!
ところが、引き込まれた管が他人の敷地の下を通って埋設されているケースや
逆に他人の引込管が自分の敷地を通っているケースがあります!
自分の住宅への引込管が他人の敷地を通っていれば、
漏水などが起きたときに責任を問われることになりかねません!
自分の敷地に他人の引込管が通っていれば、建築に支障が生じることもあります!
いずれの場合も引き込まれた管の埋設状況に問題があれば、
それを引き直しすることを前提として検討しなければなりません!!
これらはたいてい水道局の埋設状況図面などで判明し、
売買契約時には重要事項説明書などで説明します!!
それでも不動産業者の調査等ではなかなか判明しないこともあります!
そして、水道局の埋設状況図面は必ずしも正確とは言えず、
図面と現況が異なる場合は現況通りとされてしまうので、
特に注意が必要です!!
その場合、調べるのは簡単ではありませんが、
現地をしっかりと調査することが重要です!!
トラブルになる前に確認を!
土地や建物を売却する前にこのような問題がわかった時は
対応がちゃんとできるのかどうかなど
必ず売買契約の前にしっかりと確認することが重要です!!
問題を見落として大きな問題・トラブルになることは必ず避けなければなりません!!
次回は続きの「他人の敷地を通る水道・下水管のトラブル 後編」をお送りします!!
関連した記事を読む
- 2024/11/22
- 2024/11/17
- 2024/11/05
- 2024/11/02