月極駐車場管理　～砂利敷きの駐車場が多いのはなぜ？～

今年は暖冬の影響でしょうか？

桜も例年より1週間程度早く、開花するというニュースを観ました。

大学入試も終わり、卒業シーズン真っ最中ですね。（個人的には子供が幼稚園を卒園します）

また、4月から新しいスタートが始まる方も多いでしょう！

さて、アクティバル駐車場管理における「除草剤の散布作業等」も例年は4月後半からなのですが、今年は前倒しでスタートします。

なぜなら、雑草が早くも顔を覗かせています（笑）

これから長いシーズンが始まるのです！

越谷市の住宅街にある月極駐車場は、大抵が砂利敷きです。

東武スカイツリーラインの各駅前や周辺の繁華街では、アスファルト敷きが一般的なのですが、なぜ住宅街にある月極駐車場は砂利敷きが多いのでしょうか？

管理させていただいている、十数件の月極駐車場のオーナーに聞いてみました！（笑）

アクティバル「アスファルト敷きにしませんか？」

答えは次の通りです！（複数回答になってます）

①いずれは子供に譲渡又は売却する予定だから・・・18件

②費用が高いから　　　　　　　　　　　　　・・・13件

月極駐車場を砂利敷きにした場合は、次の費用が掛ります！

車は重いので、地盤を強固にするため、平坦に土を削り取り、その上から砕石を敷き詰めて転圧する工事が必要です。
「掘削＋残土処分費、砕石実費＋敷き詰め、転圧費用」の合計が整地費用です。
それ以外に、区画に「ロープを張る費用」が掛ります。

アスファルト敷きにした場合は、次の通りです。

基本的には砂利敷き駐車場と作業は変わりませんが、アスファルト舗装は、駐車場の場合5cm の厚さにすることが多く、その場合、未舗装の整地と同じように、土を掘削して砕石でならし、その上から舗装します。
そのため、掘削の深さが15cmになり、余計に費用が発生します。

アスファルト舗装では、白い区画ラインを引ひいたり、区画に番号を付けることも同時に必要です。また車止め設置が必要な場合があります。

単純計算ですが、数十万円から100万円程度工事費用に差が出るのです。

駐車場経営は、賃貸経営に比べると収入は少ないです。
ローリスク・ローリターンが駐車場経営なのです。

よって、初期投資を抑えながら土地の維持が出来る方法として「砂利敷きの月極駐車場」が多いようです！