不動産売却前の準備として測量と境界の確定!
売主さんは不動産を売り出す前に最低限の準備をする必要があります!!
その中に測量をして隣地との境界を確定することがあります!!
今日のブログは売却前の準備として測量と境界確定の重要性についてお送りします!!
測量は最低限やっておく!
測量は土地の面積を測ることです!!
測量は正確な土地の面積を知る大事な作業です!!
測量の結果が登記簿謄本に記載されていて、
売り出す時にはその登記簿謄本の面積を基に売却金額を決めます!!
これを公簿売買といいます!!
ただ、何十年も前に測量した面積と現在の面積では誤差が
生じることがほとんどです!
測り直したら思ってたより土地の面積が広かった・狭かったということが
よく起こります!
1平方メートルにも満たない少々の誤差なら何も問題ないのですが、
大きく違うと次のような問題が出てきます!!
「狭くなるのであれば金額を安くしてくれ」と主張する買主さん!
「広くなるのであれば金額を高くしてくれ」と主張する売主さん!
なので土地や建物を売却する時には、売買対象面積を確定することが重要です!!
その面積を基に売却を進めることが売主さんとしての義務です!!
それが売買契約のトラブルをなくすことにもなります!!
なお、売買契約書の特約には通常
「測量の結果、誤差が生じても売買金額を精算しない」
などの文言が入っています!
境界の確定も!
また測量は土地の面積を測ると同時に
隣地との境界を確定する作業でもあります!!
境界の確定は「ここが私とあなたの土地の境界で間違いないですね?」と
隣地の境界点をお互いに確認し、境界の印(境界標)を入れる
ことです!!
ただ、隣地との境には通常塀や壁があり、一見すると
「ここからここまでが隣地との境界」と勝手に判断していることが多くあります!!
しかし、それは大きな間違いです!!
実は隣地の人と境界の認識が違う可能性があります!!
認識が違ったまま売却してしまい新しい所有者に変わった時、
境界の認識の違いでトラブルになる可能性があります!!
売却する前に!
境界トラブルはよく起こります!
境界の確定が出来ないと自分の土地がどこからどこまでか分からず、
広さもあいまいなままで売りに出すことになります!
境界の確定が出来ないのであれば、売却の計画を一度見直した方がいいくらい
大きな問題です!!
とても大切なことなので土地や建物を売却する際には、
最低限として測量と境界の確定、この2点だけはやる必要があります!
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