株式会社アクティバル
2020年02月27日
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売地に馬頭観音の石碑!? ~不動産売却での事例53~
売地の敷地内に馬頭観音の石碑がありました。
普段は、あまり馴染みのない馬頭観音の石碑。
売地の敷地内に馬頭観音の石碑があるのは、最初で最後の貴重な経験となったかもしれません。
馬頭観音の石碑
まず、馬頭観音の石碑って何?と思うかもしれません。
馬頭観音の石碑は、ウィキペディア(Wikipedia)によると・・・
『馬が移動や荷運びの手段として使われることが多くなり、馬が急死した路傍や芝先(馬捨場)などに馬頭観音が多く祀られ、動物への供養塔としての意味合いが強くなっていった。』
馬頭観音の石碑は、一生懸命働いてくれた馬の供養として祀られているそうです。
なお、馬頭観音の石碑旧集落の道筋などでよく見かける事があるそうです。
馬頭観音の石碑があった売地
以前、売却する土地の所有者さんと現地で話していると、土地の隅に何か石碑のような物を見つけました。
アクティバル「・・・。〇〇さん、これは何ですか?」
売主「これは、馬頭観音だよ。」
アクティバル「馬頭観音??」
売主「簡単に言うと馬のお墓だね。」
アクティバル「馬のお墓が敷地内にあるのですか?」
売主「この土地を買った時からあってね。あまり気にはならなかったから、そのままにしておいたんだよ。」
この敷地の隅には、馬頭観音の石碑が撤去しないままに残されていたのです。
そして、土地の売却には、契約書や重要事項説明書に「馬頭観音の石碑が本物件敷地内に設置されています。」としました。
また、この馬頭観音の石碑は、解体時にお祓いをして撤去しました。
あまり見ることのない馬頭観音の石碑でしたが、このようなケースは貴重な経験となりました。
※当時、その馬頭観音の石碑の写真を撮ろうとしましたが、写真を撮るのはマズいことだと勝手に思ってしまい、やめてしまいました。
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