土地活用としての駐車場経営⑭ ~収益よりも駐車スペースに余裕を持たせる区画割り~
駐車場経営では誰もが収益のために駐車台数を増やしたいと考えがちです!!
しかし、最近の車事情等を考慮すれば、3ナンバーの車でも何不自由なく駐車でき
るように大きく区画割りすることで収入が上がるケースが増えています!!
区画を狭くしてしまうことによって事故やトラブルの原因となってしまいますし、
イメージ的にも利用者数の減少に直結しかねません!!
駐車スペースは利用者を考慮して!
駐車場経営では敷地形状より駐車区画割りを検討します!!
駐車スペースの大きさや広さは使う方に大きな影響があります!!
〇この駐車場は停めにくい
〇ドアを開けたら隣の車に当ててしまった
〇車椅子を降ろせるスペースが無い
など利用者にネガティブな印象を与えたり、不用なトラブルに発展する事もある
かもしれません!!
ドアを全開にしても接触しないような寸法をとる事が出来れば理想的ですが、それで
は駐車台数が大きく減ってしまいます!!
このような事を考慮しながら敷地を有効活用するための区画割をして下さい!!
少し広めの駐車スペースを!
一般的に1台当たりの駐車スペースと駐車に必要な車路幅が、
幅 2.5m × 長さ 5.0m 車路幅 5.0m
というサイズが標準とする事が多いです!!
このサイズを基本寸法として確保したい駐車台数と下記に該当するような使いやすさ
を考慮して区画割りする事が必要です!!
〇片側が壁面になるような場所は3m程度の幅があると利用しやすい
〇車椅子の利用者専用スペースを作る場合は少し広く(幅3.5mなど)
〇もし幅2.5mに満たないサイズしか確保できないようであれば車路
幅を広げる
簡単に車を入れることが出来てドアの開閉に余裕がある幅を確保し、大型車でも楽々
駐車となると幅 3.0m × 長さ 5.5mくらいは必要になってきます!!
また、区画割りについては駐車場経営に関するノウハウを持った業者さんに相談する
のも1つの方法かもしれません!!
つづく
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