登記簿謄本(登記事項証明書)で人探し??
登記簿謄本(登記事項証明書)では、不動産の登記に関する情報が記載されています。
不動産の登記に関する情報には、土地や建物の所有者があります。
以前、オーナーさんから登記簿謄本(登記事項証明書)で人を探して(調べて)ほしいと頼まれたことがありました。
探している人がいる?
当社がお世話になっているオーナーさんからある事を頼まれました。
オーナー「不動産屋さんって、謄本で不動産の所有者調べることがあると思うけど、アパートの所有者を調べることってできる?」
アクティバル「ええ、できますよ。」
オーナー「実は、大学の友人で1人探している人がいて。仲の良かった仲間の1人だったけれども、その友達が前に引っ越す際、住所や連絡先を聞き忘れちゃって。まぁ、たぶん他の友達が知っているからいいやと思っていたら、同じようにみんな聞き忘れちゃったみたい。だから、久しぶりに仲間で再会したくても、その人だけ会えないままで。」
アクティバル「このアパートを所有しているのですか?」
オーナー「わからない。ただ、昔何回かその人の家に遊びに行ったことがあってね。当時は、〇〇(場所)の実家に住んでいて、親が地主で回りにアパートをいくつか持っていた。(グーグルマップを見せながら)ほらほら、〇〇(苗字)アパートやハイツってあるでしょ?それが唯一の手がかりで、実家には住んでいなくても、もし親が亡くなっていたら相続でアパートを持っているかもしれないと思って。」
アクティバル「わかりました。ただ、見つかるかわかりませんが、調べてみます。」
謄本を調べると・・・
オーナーさんからもらったメモに書かれた住所のアパートの謄本を調べてました。
すると、確かにオーナーさんが言っていた方(友人)が建物(アパート)を所有していました。
そして、アパートの謄本の所有者に現在の住所が載っています。
早速、オーナーさんに伝えると、
アクティバル「〇〇(友人)さんは2年前の相続でアパートを所有していますよ。今は、〇〇(場所)に住んでいます。」
オーナー「本当ですか!?ありがとうございます。連絡取ってみるね。」
どうなった??
その1ヶ月後にオーナーさんを訪ねた際、
アクティバル「〇〇さんとは、無事連絡取れましたか?」
オーナー「ええ、おかげさまで。教えてくれた住所に連絡先を書いた手紙を出したら〇〇から電話があったよ。『よく、〇〇に住んでいるってわかったね!』って言ってた(笑)。連絡も取れて、コロナですぐには無理だけど、そのうち会うことになったよ。」
アクティバル「良かったですね。」
オーナー「本当にありがとうございました。」
オーナーさんに喜んでもらえて良かったです。
不動産業で物件の謄本から所有者を調べることはありますが、このような人探しで謄本を利用するとは思いませんでした(笑)。
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