株式会社アクティバル
2022年03月05日
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土地に残っていた井戸の埋め戻しと井戸のお祓いをして売却 ~不動産売却での事例121~
敷地内に井戸が残っていることがあります。
売却する土地に井戸がある場合には、井戸の埋め戻しと井戸のお祓いをしてから売却(引き渡し)します。
井戸の埋め戻しとは?
井戸の埋め戻しとは、井戸を埋めて更地にする作業です。
井戸をそのままにしておくと危険なため、井戸を埋める必要があります。
しかし、井戸の埋め戻しと言っても、土や砂などで井戸を埋めれば良いというわけではなく、簡単に井戸の埋め戻しはできません。
井戸の埋め戻しをする費用を削るために自分で埋め戻しをすると考えるかもしれませんが、残念ながら素人が井戸を埋めるのは難しい作業です。
井戸の埋め戻しにはお祓いも
井戸の埋め戻しでは、お祓いもする必要があります。
井戸の水は、神様が守ってくれている(神様が宿っている)と考えられていました。
そのため、例え枯れ井戸であったとしても井戸を埋める前には必ずお祓いをします。
売却する土地に残っていた井戸
以前、当社が売却を頼まれた土地には、築年数が50年の古家があり、敷地には井戸が残っていました。
古屋を解体して更地にすることにしたのですが、その際には、井戸の埋め戻しとお祓いもします。
そこで、井戸の埋め戻し費用は、解体業者の解体費用の見積もりに入れてもらいました。
一方で、お祓いは売主さんが自分で手配するとの事でした。
建物解体の際に売主さんが手配して行ったお祓いと解体業者による井戸の埋め戻しを行い、買主さんに土地を引き渡しました。
なお、この土地の販売図面の備考欄や売買契約書の特約には、「物件には井戸があり、建物の解体時に売主が埋め戻しを行う」と記載しました。
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