株式会社アクティバル
2022年03月12日
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建物解体後にする試掘(しくつ) ~不動産売却での事例122~
建物を解体してから土地を引き渡す(更地渡し)場合、建物の解体後に試掘(しくつ)をします。
この試掘では、地中にガラやゴミが埋まっていないかを確認するために解体後の土地を数ヶ所掘ります。
建物の解体後に試掘をする理由
建物の解体工事が終わると「試掘(しくつ)」という作業をします。
試掘は、地中にガラやゴミが埋まっていないかを確認するため、重機を使って土地を何ヶ所か掘る作業です。
試掘をしていないで引き渡してしまった場合、買主さんが家を建てる際、万が一ガラやゴミが埋まっていると、これらを一定期間売主さんが撤去・処分することになっていて、買主さんの建築の工事が遅れたり、売主さんには撤去・処分の費用がかかってしまいます。
そのため、地中の確認をする作業として解体工事後の早い段階で試掘をする必要があるのです。
試掘で地中に何もなかった事を確認
当社では、更地渡しをする場合、建物の解体後、解体業者さんに試掘をしてもらいます。
まず、解体業者さんから解体工事が終わったと連絡が来ると、現地に行きます。
解体業者さんから何も出なかったと言われたとしても、解体業者さんを信用しない訳ではないのですが、当社でも確認するためと何も出なかった証明の写真を撮るために解体業者さんに土地を何ヶ所か1~2mほど掘ってもらうのです。
そして、試掘によって、何も出なかったのを確認し、試掘した場所の写真を撮ります。
試掘での確認が終わると、解体業者さんに埋め戻しをしてもらい、これで解体工事が終了となります。
試掘(解体で何も出なった)結果は、売主さんと買主さんに写真(下のような写真)で知らせます。
※下の写真は地中内から何も出なかった場合の試掘です。
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