何十年も放置してしまい、敷地はジャングル化し、家は樹木に覆われた空き家が売れた!? ~空き家の売却で実際にあった事例㊱~
空き家を放置すると、建物が老朽化するだけでなく、庭の樹木や雑草が生い茂ってしまいます。
定期的な管理を怠り、何十年も放置してしまい、敷地はジャングル化し、家は樹木に覆われた空き家がありましたが、このような空き家を売却できたケースがありました。
樹木で覆われた空き家
以前、越谷に築55年の木造の空き家がありました。
土地は100坪あるというのですが、それがわからないほど敷地内は荒れ放題でジャングル化して視界を阻んでいます。
家は、樹木で覆われ少し見える程度です。
1~2年放置したでけではこのようにはなりません。
「まさか家がこんなことになるとは思ってなかった。」
と、家を20年間以上放置してしまった売主さんが言います。
売主「当時この家を知り合いから安く買って、しばらくは住んでいました。しかし、越谷から職場が遠くて通勤が大変になったので別に家を買いました。最初は、休みの週末に来て定期的に管理していたのですが、そのうち面倒になって家に行くことがなくなってしまったのです。結局、それから何十年も放置してしまい、このようになってしまいました。」
この空き家は売れるのか?
売主「ご近所にこれ以上迷惑かけれないので、どうしてもこの空き家を売りたいです。」
アクティバル「なるべく早く売却できるように頑張ります。」
ただ、調整区域で場所が不便なため、売却はなかなか難しくなるだろうと思っていました。
しかし、ここを気に入って買いたいという方が現れたのです。
それは、買主さんの実家が空き家のすぐ近くにあり、実家の近くの土地を探していたところ、タイミング良くこの空き家が売りに出たため、ここがほしいと思ったそうです。
苦戦すると思われた空き家の売却は比較的早く、無事に終わりました。
なお、買主さん側で空き家を解体して更地にしました。
更地になった敷地は荒れてジャングル化していたのが嘘のように広く見えました。
関連した記事を読む
- 2024/11/17
- 2024/11/05
- 2024/11/02
- 2024/10/19