株式会社アクティバル
2023年04月10日
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幼い頃に生き別れた父が亡くなり、相続した父の不動産を売却した売主《中編》 ~不動産売却での事例159~
幼い頃に生き別れた父親が亡くなり、父親の不動産を相続した方がいました。
そして、父親から相続した不動産(マンション)は売却することにしました。
売却も良い流れで
後日、Bさんに相続したマンションの売却査定を出しました。
Bさん「わかりました、その金額で売り出して下さい。相続で父からもらったものなので、相場内で売却できれば金額についてはそこまでこだわりません。それから司法書士の〇〇先生は職場の知り合いから紹介されて、今回も〇〇先生からアクティバルさんを紹介されました。相続の手続きがスムーズに終わり、良い流れでここまで来ているから売却もこの流れに乗ってアクティバルさんにお任せします。」
アクティバル「ありがとうございます。それでは、査定した金額で売り出します。」
相続で気になることが
アクティバル「ただ、1つ気になることがあります。お父さんが亡くなったと連絡してきたおじさんとは相続で揉めなかったのですか?」
Bさん「はい、全く。」
アクティバル「それは良かったですね。おじさんは相続に関係がない(相続人でない)ですけども、何か理由を付けて『色々したんだから自分にも少し分けろ』とか言って相続に口を出してこなかったのかなと思ってしまいました。」
Bさん「おじからは父の葬儀の後に連絡がありました。葬儀の事は全部おじがやってくれたので申し訳ないと思い、おじに少しばかりの謝礼を渡したのですが、断られました。それどころか『お父さんから相続した財産はこれまでの迷惑料だと思って受け取ってほしい。父親がいないことで色々と苦労したと思うから。』と言われました。」
アクティバル「いいおじさんですね。揉めるパターンだと、おじさんみたいな人は口を出して来るので(笑)。」
そして、相続したマンションを売り出しました。
つづく
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