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2020年03月20日
ブログ

売却する空き家の隣が所有者不明の空き家で、所有者が分かっても関わりを拒否されたケース ~空き家の売却で実際にあった事例⑮~

売却する空き家の隣に空き家があることで、困ることがあると思います。

さらに隣が空き家だけでなく、空き家の持ち主が誰か分からず、また、空き家の持ち主が分かったとしても、その人が亡くなっていたり、どこに住んでいるか分からない場合もあります。

誰が空き家の所有者なのか

誰が空き家の所有者なのか分からない事があります。

調べようして役所などに問い合わせても、個人情報保護のため、所有者の個人情報は教えてもらえないでしょう。

だからといって、勝手に空き家へ入って所有者の情報を調べることなんてできません。

このような場合、普通の方であれば、もう「お手上げ」となってしまいます。

あらゆる方法を尽くしても連絡がつかない

当社の売却事例で、隣が所有者不明の空き家というケースがありました。

測量の際に測量士から、

測量士「お隣は誰が所有者か知っていますか?」

アクティバル「謄本の所有者ではないのですか?」

測量士「謄本の所有者に問い合わせても全く繋がらなくて困っています。それなので、境界の立会確認ができません。」

アクティバル「確認してみます。」

そこで、聞き込みをすることにしました。

●売主→隣の人の事は全くわからない。

●近所の人→A市に住んでいるという噂だけ。

●自治会長→A市に引っ越したらしいが、今度B市に引っ越したらしい。以前は連絡を取っていたが、ここ何年かは連絡を取っていない。また、連絡先は知らず、連絡を取るのは相手からの連絡が来るのみ。

情報は何もありませんでした。

空き家であるお隣のポストにダメ元で手紙を入れましたが、やはり連絡や返事は来ませんでした。

境界確認だけ

あきらめかけていた時でした。

当時、別の測量士から「いわゆる士業と呼ばれる専門家は、職務上の範囲において戸籍謄本や住民票を職権で取得することができる」と聞いたことを思い出しました。

登記記録から所有者の現住所が分からない場合、土地家屋調査士は資格上の請求によって住民票や戸籍を取得することができるそうです。

住民票・戸籍で所有者の調査ができれば、所有者が特定できることになるのです。

それを今回の測量士に伝えると、

測量士「あまり使いたくないのですが、最後の手段ですね。それで調べてみます。」

その後、その方法によって今回の空き家の所有者がついに分かりました。

ただ、測量(境界確認)には対応してくれるのですが、それ以外は一切関わりたくないとの事です。

測量士「隣の方に取り交わす書類だったり、伝えることはありますか?今回の測量での連絡が終わったら連絡先を消してほしいと言われているので、もう連絡は取れませんよ。」

測量の境界立ち合いには応じるのみで、後はどこに住んでいる誰なのかや連絡先などの情報は測量以降消してほしいと言われたそうです。

境界の確認ができて売却は無事できましたが、なぜそこまで隠して関わりたくなかったのかはわかりません。

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