株式会社アクティバル
2017年06月10日
ブログ
他人の敷地を通る水道・下水管のトラブル 後編!
前回のブログでは土地や建物を売却する際の注意点として
他人の敷地を通って水道・下水管が埋設されている場合をお送りしました!
今回はその後編として水道・下水管が他人の敷地を通るトラブルについて
お送りします!!
工事費用が発生する場合!
前編では引き込まれた管に関するいくつかの問題点を取り上げましたが、
取り換え工事や引き直し工事などをするときの費用は、
原則として個人が負担しなければなりません!
特に土地の前に本管がなく、長い距離の引き込み工事が必要な時は
100万円を超えるような金額となる場合もあります!!
また、新たに引き込みをする時や管の口径をアップさせる時には、
自治体や水道業者によって「水道加入金」が必要となる場合もあります!
トラブルにならない為にも!
自分が使う水道・下水管が他人の敷地を通っていれば、
維持管理を巡って隣人トラブルになることもあります!
また、他人の水道・下水管が自分の敷地を通っていれば、
漏水や破裂で被害を受ける場合もあります!
さらに他人の水道・下水管が自分の敷地を通っていることによって、
建築や土地の使用に支障が生じることもあります!
このような場合には、やはり売却に際して可能な限り
水道・下水管の引き直しをするべきで、
その工事費用も予算に入れることが大切です!
契約前に必ず確認を!
引き直しなどの工事費用が発生するような場合は、
売買契約前に明らかにすることが大切です!
不動産業者が提示できないような場合は
工事業者への確認や見積もりを取る事を優先して、
その内容が明確になるまで契約をしないことも
選択肢の1つとして考えてみて下さい!
「とりあえず売買契約をして、それから工事金額を確認する」というのは、
大きなトラブルを招く原因になります!!
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