ずっと月極駐車場だった土地なのにゴミやガラが出てきた！？　～不動産売却での事例169～

前に建っていた建物などを解体した際にゴミやガラなどを撤去せずに埋めてしまった場合、更地であってもそれらが地中から出てくることがたまにあります。

しかし、ずっと月極駐車場だった土地なのにゴミやガラが出てきたことがありました。

更地は、家などの建物などがない土地です。

しかし、更地でもゴミやガラが地中に埋まっていることがあります。

それは、土地に建っていた家の解体時に解体業者がゴミやガラなど埋めてしまった可能性があります。

ゴミやガラは、地中にそのまま残っているため、地中を掘ると出てくることがあるのです。

以前、当社が管理していた月極駐車場がありました。

しばらく月極駐車場にしていましたが、ある時、この月極駐車場の土地を売却することになりました。

駐車場管理の縁から当社が売却を頼まれました。

ただ、近所でガラが出たことがあるという話を聞いていたので、念のため(駐車場の閉鎖後に)土地を試掘することにしました。

試掘の始めは何も出てこなかったので、このままガラは出てこないものだと安心していました。

しかし、試掘を続けていくと下の写真のようなゴミやガラが出てきたのです。

地中から出てきたゴミやガラは、売主さん(駐車場のオーナーさん)負担で撤去・処分しました。

しかし、なぜゴミやガラが埋まっていたのかは、所有者が代替わりしてしまったので、今の売主(オーナー)さんは知りません。

前のオーナーさんからこの土地は月極駐車場で利用していただけなので、建物の解体時にゴミやガラを埋めたわけではありません。

それでも考えられるのは、前のオーナーさんが誰かに頼まれて土地にゴミやガラを埋めたのか、誰かが勝手に埋めたのかだと思います。