不動産売却事例~「ただし書き道路?」家の前にある道路は建築基準法上の道路じゃなかった?①
知人の紹介で売却のお手伝いをさせていただく事に・・・
そうはいってもいきなり「売ってください」と簡単にはいきません。
当然ですが、ご自分の財産を売却するわけで、「売ってください」となるまでには、売主様が売却をお願いしても大丈夫な不動産会社なのか、土地勘があるのか、不動産の現在の相場は?等様々な視点から確認されます。
これとても重要でごく普通の事なことです!
有難いことに知人の紹介です。すんなりと売主様との面談は出来ました。
一通りの挨拶や近隣での自社で扱った売却案件等を基に説明をします。
少し売主様の表情が曇ります・・・・
不満な点・・・それは土地の価格です。
売主様が購入した時期はいわゆる「バブル」と言われた頃です。現在では考えられないような価格で不動産取引が行われていた時代・・・
当然現在の価格とは相当な開きがありました。
近隣の参考相場を別の資料で説明をします・・・
すると売主様が購入当時の契約書等を見せてくださいます。
当時はこのくらいだったのに・・・
アクティバル「お気持ちはわかります・・・」
アクティバル「そちらの書類を見せていただきますか」
昔の契約書・・・今では考えられないくらい簡易的です。
アクティバル(あれ?少し変だな・・・)
アクティバル「よろしければ、こちらの不動産の事少しお調べさせて下さい」
売主様「もう少し価格調べてよ」・・・価格もそうですが、売主様の資料に気になる点が・・・
アクティバル「分りました。そちらも踏まえてお調べします。」
約一時間半の打ち合わせが終わりました。
現地調査から驚愕の事実・・・売主様も知らなかった事実が判明
突然ですが・・・住宅等を建築するとき、その敷地は建築基準法に定められた「道路」に接していなければなりません。
これが大原則です。毎日普通に出入りしている道路・・・車も通れるし何の不自由も感じません。
そうです!普段通っている道路について興味を持つ人なんてほぼいません(笑)
売主様宅を後にしながら、腑に落ちないことは何だろうと考えます。
車を停めて、再び契約書等に目を通すと・・・
すると・・・驚愕の事実が判明!
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