株式会社アクティバル
2019年01月22日
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不動産売却事例~「ただし書き道路?」家の前にある道路は建築基準法上の道路じゃなかった?③
一つ目の問題、それは銀行が融資をしない又は希望通りの融資額がおりないというケースです。銀行としては建築が出来ない又は将来的にできなくなるかもしれない土地ですから、当然、担保価値が非常に低いと判断されます。
更なる疑問
ここで一つの疑問が・・・
売主様はこの事実を知っているのだろうか?
拝見した契約書類からは何の記載もなったような・・・
まだ確認してない書類があったのかも等・・・様々な考えが交差します。
いよいよ報告
次の日売主様に会う前に、この道路?に接しているお宅に話を聞きに伺うと・・・
この事実を皆さんご存知のようです…少しホッとします。
それでも、あるお宅では建てかえが出来ないと思い込んでいたり、またあるお宅では将来的に公道になると聞いている等、皆さん意見や認識がバラバラです。
ドキドキしながら売主様に報告です。
調べた事実を書類にして説明します。
結果的に今回の売主様・・・接している道路を私道と思い込んでいました。だから土地の一部を提供していると思っていたようです。素晴らしいことに購入資金は一生懸命貯めた貯金をほぼ全て費やしたそうです。再度確認のため手持ちの契約書を拝見。しかし、道路に関する記載がなく、「重要事項説明書」も紛失・・・何がなんやら・・・
今思うとおかしな点が、沢山あります。いい加減な契約だと。
しかし当時、まだ若かりしN島部長は、当時自分の力の無さを痛感しました。
先ずは当時仲介してくれた不動産会社に連絡を・・・案の定すでに廃業されています。
近隣の方にも色々と聞きましたが、結局この契約の真相にたどり着かなくなってしました。
売却の金額がどうこうの話ではなくってしまいました。
売れないかもしれない・・・
落胆する売主様・・・
どうしたらいいのかと途方にくれます・・・
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