不動産売却事例~「ただし書き道路?」家の前にある道路は建築基準法上の道路じゃなかった?~結末
やっと終わったと言うのが本音
早速測量会社に依頼し、道路に接している方の測量と道路の位置や寸法を図面に落とし込んでいただきました。場所によっては将来困らないようにと土地を家の部分・道路使用分と分けておきます。
各人が署名捺印し保管することになり一件落着です・・・
売却の話はどうなったかと言いうと・・・
売却の話自体はなくなり、売主様も売却は先に延ばそうとご納得いただく形となりました・・・
売却は出来ませんでしたが、その当、売主様はじめ知人には非常に感謝されました。
やっと終わったと言うのが本音でした。
突然の出来事
その後、今回のご縁で知り合った方々とは、暑中見舞いと年賀状送る程度の関係となりました。
2回目の暑中見舞いを出し、夏季休暇が終わって間もなくして知らない番号から携帯に電話が・・・
「アクティバルですが・・・」
「以前○○の件で測量したMですが・・・」
「Mさんご無沙汰してます! どうかされましたか?」
「以前さ、お隣のHさん(売主様)が土地を売りたいという話なんだけど・・・今でも譲ってくれるのかな?」
聞けばHさんの一人娘のお嬢さんが、ご結婚→ご出産→家を探すこととなったようです。
月日が経つのは早いものですね。
ここ数カ月色々と物件を探していたらしいのですが、良い物件がなったそうです。
そこにアクティバルからの暑中見舞いが届き、聞いてみようとなったわけです。
三者ハッピーに
降って湧いてきた話・・・
早速売主Hさんに相談します。
Hさんも驚いた様子でしたが、ご自身のお子さん達は他県や同県他市に住まいを構えてます。もともとご主人が生まれ育った実家の方に移り住みたいという願望があっての売却相談。
「お隣さんなら土地の事もわかっているから安心だよ」
こうなると話は早く、金額・契約内容等を詰めて無事契約となりました。
買主Mさん達も満足していただけました。
Mさんは住宅資金の贈与を利用して、娘さん家族が物件を購入。
将来Mさんに何かあったら、地続きの土地となります。
利用価値、売却価値も今以上に良くなることでしょう。
最後に売主・買主に喜ばれたアクティバル。
ご縁とご縁が重なって重縁、意味は違いますが不思議な経験となりました。
関連した記事を読む
- 2024/11/22
- 2024/11/17
- 2024/11/05
- 2024/11/02