株式会社アクティバル
2018年06月23日
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不動産を売却した年の固定資産税は誰が負担するの!? ~不動産売却での事例⑩~
固定資産税や都市計画税は毎年1月1日時点での土地や建物を所有している人に
かかる税金です!!
固定資産税や都市計画税は毎年4月以降に納税額が決定し、5月初旬頃に納税通知
書が送られてきます!!
それでは、不動産を売却した年の固定資産税や都市計画税は誰が負担す
るのでしょうか!?
固定資産税は引き渡し日で日割り計算する
売主さんが固定資産税を納めてしまった後に不動産を売却することもあるかと思います!!
その場合には不動産の所有期間に応じて売主さんと買主さんで負担し合
うのが不動産取引では慣習となっています!!
不動産の所有権が移るのが引き渡し日となるので、引き渡し日以降の固定資
産税額を買主さんに支払ってもらうことになります!!
たとえば、7月1日が引き渡し日の場合、7月1日から12月31日までの184日分の額を買
主さんからもらうことになります!!
そして、引き渡した日を基準に負担額を計算して引き渡し時に精算します!!
固定資産税額が確定する前に売却した場合は!?
それでは、不動産売却したのが4月の固定資産税額が確定する前だった場合はど
うするのでしょうか!?
この場合には2つの方法があります!!
1つは前年の納税額で計算する方法です!!
売却した年の税額と多少の差はありますが、それを売主さんと買主さんが承知のうえ
で前年の納税額で日割り計算を行って決済日に支払いをします!!
もう1つは土地を引き渡した後に税額が決定してから日割り計算して買主
さんに払ってもらう方法です!!
通常は前者の前年納税額で計算する方法が多いです!!
前者の場合だと手間がかからず確実だからです!!
つづく
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