不動産売却事例~不動産相続手続きをしてない?②~
約束の日を迎え、事務員Aさんとご主人がご一緒に来社。
今回の経緯を確認させていただきます。
アクティバル「現在のお住まいは誰の名義なのですか?」
ご主人「亡くなった父親の名義です」お父さんは亡くなって4年ほど経っています。
亡くなった当時、役所等に必要な届け出等はしたそうです。
※届け出をする際の戸籍謄本は最新のもで対応可です。
また、預金等は生前からお母さんの通帳を利用していて不便がなかったそうです。
家等の相続登記をしなかった理由、母子しかいないから必要がないと判断したそうです。
さて、今回お母さんを施設に入れるにあたり、家を売却しその資金の一部に。
また、事務員Aさん家族は残った売却資金を頭金に新居へと考えてます。
※この時点では特に問題を感じませんでした。
問題ないですよね・・・
ここで相続登記をするのあたり、懇意にしている司法書士の先生に連絡します。
いま出先とのことで、30分後に会社に来てくださるそうです。
その間に家系図の確認します。
アクティバル「お母さんとご主人が相続でよろしいのですか?」
ご主人「それで大丈夫です。子供は僕だけですから。」
アクティバル「そうですか、たまに愛人に子供がいたなんて話があるんですよ(笑)」
ご主人「うちは大丈夫だと思うよ…アハハハ」
ご主人「でも両親再婚してたな・・・」
アクティバル「えっ・・・前の奥さんとの間にお子さんいないですよね?」
ご主人「一応母に確認しますよ」
内心大丈夫だろうとこの時点では思ってました。
司法書士に調査を・・・
司法書士先生が到着。
相続登記に必要な書類を説明していただきます。
司法書士先生いわく次の書類が必要とのこと。
①戸籍謄本(被相続人の幼少期から死亡した記載がある直近まで)
②法定相続人全員の戸籍謄本
③遺産分割協議書(法定相続人全員の印鑑証明書付)
④財産をもらう人の住民票
⑤財産をもらう人から司法書士への委任状
⑥相続する不動産の固定資産評価証明書
⑦相続する物件の登記簿謄本
するとご主人が「色々と大変だ・・・先生にお願いできますか?」
司法書士先生「分りました。再度準備をしてからご連絡します」
アクティバル・・・先生が間に入るから大丈夫なはず・・・これから物件の査定しないとな~
呑気でした・・・泣
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